S.Hさんは高校卒業後、アルバイトを転々とした後にボーイとして働きはじめます。昼職転職のきっかけは貯金や結婚を意識し始めたこと。しかし募集要項をみるとどこも経験者を募集しており諦めかけていた彼の昼職転職エピソードをお伺いしました。
――今回は取材にご協力いただきありがとうございます!昼職転職を決められたのは27歳の時でしたね。転職しようと思った理由を改めて教えていただけますか。
S.Hさん よろしくお願いいたします。私はボーイとして働き、20歳〜24歳くらいの頃までは同年代の中でも稼いでいる方でした。ですが、27歳になると役職がつく同年代の友達も増え、明らかに年収が劣っているように感じたことで、将来に対して漠然とした不安が募っていくようになりました。
ボーイが稼げないということではないです。ボーイの世界にも店長、マネージャー、エリアマネージャーなどの役職があり、それに応じて給料も上がります。ただ、私は飛び抜けた才能もなかったので、その世界で活躍することはできませんでした。なので、別の業界に挑戦したいと思ったんです。
ただ、就職はかなり難航しましたね。履歴書に書けるような仕事でもないので、面接で「君は今まで何をしてたの?」って聞かれると言葉に詰まりました。転職活動を初めて数社目の面接で、少し気持ちが諦めかけていました。
――その時に問い合わせしていただけたのですね。自分で転職活動をしていたときと、昼キャリに相談してみて違いはいかがでしたか。
S.Hさん 昼キャリは夜職の友達に紹介してもらいました。昼キャリのキャリアコンサルタントの方は、会うとすぐに「今までの経験を全て知りたい」とコミュニケーションを取ってくれたことが非常に嬉しかった思い出です。自信を失くしていたことなんて、気づいたら忘れていましたよ(笑)。
S.Hさん 結果、昼キャリ経由にて未経験の私を歓迎してくれた動画制作会社で働いています。ボーイ時代に動作制作会社に発注し、ディレクションすることが少なからずありました。その時から興味があった職種です。実際に働いてからやりがいを感じる瞬間に何度も出会えています。
――興味がある職種、そしてやりがいを感じられる職場に出会えたこと、素敵です! 夜職時代と昼職で働く現在で心境に変化などはありましたか?
S.Hさん 明確にあります。もともとは同年代との年収ギャップが昼職転職を検討した理由でした。それが、今日の時点で年収ギャップが埋まったのかは分かりませんし、全く気にならないです。きっかけは何でも良かったのでしょうね(笑)。
それよりもやりがいと誇りを持って働く意味を知りました。そして、将来どうなりたいのかを真剣に考えるようになりました。職場で目標とする先輩にも出会えました。こういった心境の変化と人との出会いは、昼職転職によって生まれました。昼キャリの関係者の皆様に感謝しています。
――S.Hさんが今、仕事が楽しいと思えて、昼キャリ運営一同、心より嬉しく思います!本日は取材の機会をいただきありがとうございました。今後のご活躍を応援しております!
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