Y.Uさんは、大好きなお笑い芸人を追いかけて上京。「もしかしたら会えるかも!」と淡い期待を抱き、某お笑い会社のお膝もとである歌舞伎町でキャバ嬢デビューしました。応援していた芸人の重大決心に影響を受け、昼職に転職しようと決意したそうです。
――地方の高校卒業後、ファッション系の専門学校に通うために上京されたんですよね?
Y.Uさん そのとおりですが、本当は、大好きな芸人さんのお笑いライブを見たくて東京に来たんです。(笑)ライブに通うお金が必要だったので、歌舞伎町でキャバ嬢のバイトを始めました。
――歌舞伎町のキャバクラで働くことに抵抗はありませんでしたか?
Y.Uさん 地元の友だちがけっこう水商売で働いていたので、抵抗はありませんでしたね。それに、大好きな芸人さんの所属会社が歌舞伎町の近くだったので、お店に来ないかな、偶然すれ違わないかなとひそかに期待していました。(笑)
――専門学校は卒業されましたか?
Y.Uさん キャバ嬢のバイトが忙しくなりはじめて、学校に行かなくなりました。LINEでアフターフォローをしっかりするとお客さんのリピート率が高くなるのが楽しくて、キャバ嬢の仕事にハマっていきました。お笑い好きなお客さんも多くて、ツッコミがうまくいくと気持ちよかったです!
推しの芸人さんの追っかけも真剣にやっていましたから、学校に通う時間がなくなっちゃって、2年で退学しました。親には超怒られましたよ。(笑)
――昼職への転職を決めたきっかけは?
Y.Uさん 実は、いちばん大きなきっかけは、大ファンだったお笑いコンビが解散して引退したことです。賞レースで予選を突破できるほどの実力と人気があったんですが、結局お笑いを引退すると発表して、もう、めちゃくちゃ泣きました。本当に青春が終わったと思いました。
でも、彼らが将来に向かって決断したことを尊重しようと思ったんです。そのとき私は25歳になっていました。キャバ嬢としては下り坂でしたし、地元の友だちはどんどん結婚していくし。このまま一生キャバ嬢として働くことはできないと思い、私も夜職を卒業しようと決めました。
――昼職探しはどうやって行ないましたか?
Y.Uさん はじめは大手転職サイトで探したんですが、「水商売出身」「ブランクあり」というだけでハネられていました。心が折れそうになりましたが、キャバから昼職に転職した先輩に相談したら、昼キャリを教えてくれたんです。
その日のうちに昼キャリにLINEしてみたら、すぐに担当者さんと面談をすることになりました。
――昼キャリでの転職活動はスムーズに進みましたか?
Y.Uさん 昼キャリの担当者さんは、私でもすぐに応募できる会社をいくつか見つけてくれました。最初は3社応募しましたが、全部ダメ。かなり落ち込みましたが、担当者さんが励ましてくれて、やる気を取り戻すことができました。
最終的には、福利厚生がしっかりしているアパレル企業に、正社員の販売職として就職することができました! 昼キャリの担当者さんが、私が過去にファッション系の専門学校に通っていたことを覚えていてくて勧めてくれたんです。最後までサポートしてくれた担当者さんに心から感謝しています。
――現在は、充実した生活を送れていますか?
Y.Uさん 残業がほぼないのがうれしいですね。現在でも、月に1〜2回はお笑いライブに通っています。キャバ嬢の仕事と芸人さんを追っかけていたころもとても楽しかったのですが、今は心身ともにとても落ち着いた状態で、充実感のある日々を過ごしています。
――仕事もプライベートも満足度の高い生活を送っているY.Uさんを、昼キャリ一同今後も応援しております!
一覧へ