転職の面接、お礼メールは送るべき？

転職活動で、さけて通れないのが面接。

 

面接後に、お礼メールを送るべきか迷う人が多いでしょう。

 

転職の面接では、必ずしも送る必要はないと言われていますが、実際送っている人もいるようです。

 

お礼メールを送るとしたら、書き方や内容はどうしたらいいのでしょう。

 

一般的なお礼メールの例文もご紹介、解説します。

 

面接のお礼メールは必要？いつ送ればいい？

 

そもそもなぜメールを送るのでしょうか。

 

転職面接の場合は、実力や経験値の差が大きいため、お礼状で選考結果が決まることはほとんどありません。

 

メールを送るよりも、面接対策をしっかり行った方が、最終面接に残れる可能性はあります。

 

それでも送ろうかと迷っていいるなら、送ってみるといいでしょう。

 

送るタイミングは、面接当日がベスト。

 

遅くとも翌日に送信するのがマナーです。

 

それ以降になるなら、印象がよくないので送らないほうがいいです。

 

お礼を送るのに時間がかかるということは、企業側にしてみれば熱意や感謝の気持ちに疑問を持つでしょう。

 

お礼メールの注意点と書くべき内容は？

 

まず、お礼メールの注意点です。

 

●入社前でもビジネスマナーをふまえて書きましょう

 

●面接の言い訳を書いてはいけません

 

●あきらかに、ネットのテンプレをコピーペーストしただけはNG

 

●仕事時間以外に送らない

 

最低限、上記に注意しないと、マイナス評価になりますよ。

 

守ってほしい、大切なポイント。

 

●件名にはっきりと面接のお礼であることと自分の名前を書きましょう

 

●本文は短く、すっきり完結に

 

●テンプレのコピペにならないように

 

●最後に、自分の名前と連絡先も忘れないで

 

本文には、「面接を通して、御社で働きたい気持ちがより強まりました」という気持ちを書きましょう。

 

メールの最後には、署名として名前を書くことをおすすめします。

 

 

お礼メールのサンプルをご紹介

 

例文①

 

件名：○月○日 採用面接のお礼（自分の氏名）

株式会社 ○○○

人事部（肩書きがわかれば入れる） ○○様

 

本日（昨日）採用面接をしていただきました○○○○です。

 

お忙しいなか面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

○○様から、貴社の事業内容やプロジェクト、今後の展望などをお伺いし、貴社で働きたいという気持ちがますます強くなりました。

 

ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。

 

まずは面接のお礼をお伝えしたく、メールをお送りいたしました。

 

末筆ながら、貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

〈署名〉
氏名：○○○○

メールアドレス：xxx@ xxx.com

電話番号：xxx-xxxx-xxxx

住所：（都道府県から建物名、号室まで記載）

 

例文②

 

件名：○月○日 採用面接のお礼（自分の氏名）

株式会社 ○○○
人事部 （肩書きがわかれば入れる）○○様

 

お世話になっております。

 

本日（昨日）採用面接をしていただきました○○○○です。

 

お忙しい中、面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

面接においては貴社の業務内容をはじめ、業界の展望までお話しいただき感謝しております。

 

面接中に伺った○○には特に感銘を受けました。

 

前職で培った○○の経験を活かし、貴社に貢献したいという気持ちがますます高まりました。

 

また、不足している部分は入社後に戦力となれるよう、今から勉強を始める所存です。

 

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

〈署名〉
氏名：○○○○

メールアドレス：xxx@ xxx.com

電話番号：xxx-xxxx-xxxx

住所：（都道府県から建物名、号室まで記載）

面接官全員に出すの？　先に企業からメールがきたら？

 

面接してくれた相手が何人いても、個別にお礼メールを送る必要はありません。

 

宛先は、採用担当者１人に送りましょう。

 

また、先に先方から面接のお礼メールが届くことがあります。

 

その返事とお礼メールを別に書くことは必要ありません。

 

企業から来たメールの内容に答えるだけで大丈夫です。

 

メールではなく、手書きでお礼状を送った方が丁寧ですか、と相談されることもあります。

 

手紙で送っても、基本的に合否に影響はないので、送りたい人だけ送ってください。

 

その際、誤字脱字や文法が間違っている文章があれば、かえって逆効果になります。

 

また、改行の少ないメールは読みにくいです。

 

相手がPCで見ることを考えて、メール内容と改行の入れ方を再度確認してください。

 

忙しい中、面接をしてもらった感謝の言葉と、仕事への理解と意欲が深まったこと、過去の経験で活かせるスキルがあることを、シンプルに失礼がないように書きましょう。

 

結びでは、「ご多幸をお祈り申し上げます」などのビジネスメールのあいさつで締めてください。