#転職コラム
ホストというのは、大金が稼げる仕事ではありますが、「夜の仕事」である以上、若いうちしか活躍できない仕事です。
どんなに売れっ子のホストでも、いつかは必ずホストを卒業しなければなりません。
今回の昼キャリ編集部では、そんなホストのみなさまの不安に答えるべく、「ホスト卒業後の仕事」について大調査!
昼職デビューに成功した具体例も、あわせてご紹介しちゃいます♪
ちなみに、ホストのかたが昼職転職をめざすにあたっての注意点は、過去コラムもあわせてご参照ください♡
コラム「ホストをやめたい!昼職転職の方法と注意点」はコチラ♪
転職活動の最初のステップとして、ホストの仕事で得たものはなにか、自分をあらためて見つめてください。
たくさんのお客さんと接するなかで培った、しなやかなコミュニケーション能力。
女性の心を癒してきたことによる、こまやかな心遣い。
指名と売上をとりあう、大変なホストクラブ社会を生き抜いてきた、強いハングリー精神。
こうしたスキルから、やはりオススメは営業職!
「未経験者OK!」を掲げる求人が多く、努力が結果(=給料)に繋がるので、ホスト社会に通じるところが多い職種です。
営業職に転職したとある元ホストのかたの例を見てみましょう!
彼は、「起業するためにお金を貯めたい!」という目標のもと、約5年間ホストとして働いていましたが、20代半ばで昼職にスライドしました。
「ホストで培った接客感覚」を生かして、不動産業界の営業マンに。独立資金の目標額に、着々と近づいているそうです。
彼の昼職転職が成功したポイントは、「夜職出身」という引け目を感じることなく、面接でもホスト由来の自分の能力を、前面にアピールしたこと。
「ホスト出身だから、一般的な職種は無理そう」と引け目を感じることなく、
「起業したい!」という強い気持ちがあったからこその成功だともいえます。
過去コラム「夜職経験者にオススメの「営業職」特集! 種類が多いから可能性は無限大」も、ぜひあわせてご参照ください♡
ホストというのは、「接客業」のひとつ。「夜の世界」という場所柄の特殊性はありますが、仕事内容でいえば、昼職の接客業と同じです。
そのため、昼職飲食業にスライドする元ホストも多数!
人当たりの良さや社交性の高さを活かせるし、これまでと同内容の仕事であれば安心。
新しい職場でも、自信を持って仕事に臨むことができますね♪
なかには、飲食店のオーナーとして活躍する元ホストも!
彼は、21歳から35歳まで歌舞伎町ホストとして活躍。
新人時代から引退するまで、長年の間ほぼずっとNo.1だったいうのですから、驚きです。
お店の前を通るお客さんに、よく通るイケメン声で積極的に声がけし、いつしかつねに人が賑わう人気店に!
小さい店内は、アットホームな雰囲気が魅力。
元ホスト店長のトーク面のサポートで、一見のお客さんどうしでも親しくなれるのだそうです。
「接客が好き!」「人が好き!」——彼のそんな気持ちを感じる転職成功例です♪
元歌舞伎町No.1ホストが経営するたこ焼き屋についてのYouTube動画も、ぜひぜひご参照ください☆
ケース②と同じく、接客業での転職成功例。
元ホストが和菓子屋?というかけ合わせに疑問を感じるかもしれませんが、お店の口コミでは、「和服が似合う店長!」と、女の子からのコメント多数♡
飲食店は、どんなジャンルであれ、売り上げアップが最重要課題。
ホストならではの整った容姿や高い美意識を生かした転職例であり、「元ホスト」という異色の肩書きも、集客に貢献しているのかもしれません。
3つの昼職転職成功例をご紹介しましたが、すべてのケースに共通した特徴は、ひとえに「ホストスキル」を生かしていること。
トーク力であれ、イケメン力であれ、ホストクラブでの生活なしには築けなかった大切な「強み」。
最近では、新型コロナウイルスの影響で、ホスト引退を決意するかたも増えています。
同時に、昼職求人の世界では、水商売経験者ならではの強みが評価され、コロナ不況によって職を追われた夜職ワーカーを積極的に採用する傾向も見られます♪
そうでなくても、年齢的な限界を感じているみなさまは、「辞めどき」を逃して、昼職デビューの良きタイミングを逃さないよう、くれぐれもご注意を!
仕事は、人生のなかで大きな割合を占める、大事なファクター!
昼キャリでは、そのような大切なお仕事選びを、履歴書の書き方から面接対策に至るまで、さまざまサポートさせていただきます♪