#転職コラム
夜職は特に入れ替わりの激しい世界で、10代の可愛い女の子やエネルギッシュな男の子が毎日のように入ってきます。もちろん30代には30代の魅力がありますが、そろそろ夜職もやめどき、なんて思う年齢でもあります。
さて転職、と思っても「資格もないし、書ける職歴がない」と悩む人が多くいます。だからと言って嘘の履歴書を書くわけには行きません。昼キャリは堂々と経験を生かして転職することをお勧めします。
まず共通するのはコミュニケーション能力です。9割方、お客様との応対が業務内容の夜職。コミュニケーション能力はすぐに手に入れられるものではありませんが、夜職勤務者は業務の中で気づかぬうちに身に付けています。
自分ではわからないかもしれませんが、第三者からするとその高いコミュニケーション能力が感じられます。これは昼職に長く勤めていれば同じかと言えばそうではありません。業種業態や年齢層、性格まで様々なお客様と相対してきたからこそ得られたスキルと思って、自信を持ってください。
次に営業努力のスキルがあります。毎日の営業メールや席についたお客様への営業活動をこれまでに長くしてきたキャバ嬢。時にお客さまの情報を頭に入れ、「あの人とはこんな話をしたな」と思い返しながらお客さまへメールを打つ、時には「しつこい」とあしらわれることも。それでもコツコツと営業をしてきたその経験は昼職でも貴重です。そもそも営業成果がシビアに現れる業界での勤務経験は、昼職の世界でも強く生きることでしょう。
「あのお客さまが楽しそうじゃない」「あそこのお酒が切れている」「タバコを吸いそう」などお客さまに常に気を配って業務をしていると思います。
その場を楽しみながらも周りを見渡して気を配り、気を遣う能力は昼職勤務者でも持っている人は少ないです。その力を昼職に生かせば、職場全体を広い範囲で見ることができるでしょう。気を遣える人は、会社の中でもぐっと高く評価してもらえることでしょう。
長くキャバ嬢として働くと、上記以外にもあなたならではの魅力や強みが身についているはずです。無理に隠す必要もありません。夜職で働き得たスキルは、一生あなたの役に立ちます。キャバ嬢は究極の接客業なのですから。ぜひあなたの夜職で得たスキルを存分に活かし、昼の転職先で活躍してください。転職でお悩みな場合は昼キャリにご相談ください。