#転職コラム
「正社員で働きたい!」――そう考える人は多いものですが、最近では、派遣社員と契約社員の待遇が大きく改善されていることを、ご存じでしょうか?
今回の昼キャリ編集部では、派遣社員と契約社員の勤務条件や待遇について徹底解析!
「正社員採用」にこだわらず、昼職転職の可能性を広げちゃいましょう♡
契約社員と派遣社員の大きな違いは、「就業先との雇用関係」。
難しい表現に聞こえるかもしれませんが、わかりやすくいえば、次のようになります。
契約社員:勤め先の企業が雇用主となり、雇用契約を結ぶ
派遣社員:派遣元の企業が雇用主となり、雇用契約を結ぶ
この違いによって、それぞれのメリットにも違いが生じるのです。
まずは、契約社員のメリットを見てみましょう!
会社と直接契約しているため、まじめに勤めて実績をあげれば、正社員として雇用してもらえる可能性も♡
会社からしてみれば、仕事ぶりがわかっている契約社員を正社員として登用するほうが、知らない人を正社員として採用するよりも、リスクが少ないのです。
そのため、正社員登用をゴールにして、契約社員ねらいで転職活動するのもアリ!
求人票上に、「正社員登用あり」と書かれていれば◎♪
その場合、求人先の企業で、正社員登用制度があるか、実際に契約社員から正社員になったケースがどのくらいあるか、しっかり確認しておきましょう。
勤め先と直接雇用契約をしている契約社員は、派遣社員よりも、まかせてもらえるお仕事の幅が広がります!
正社員と同じような業務内容なので、やりがいをもって働けますよ☆
しかし、契約社員にはデメリットもあります。
唯一といっても過言ではない最大のデメリットは、雇用期間が限定されていること!
契約社員は、雇用にあたって、会社と雇用期間を取り決めます。
基本的には「上限3年間以内」と定められますが、企業によっては「6ヶ月契約」「1年契約」という場合も。
契約満了後は、必然的に無職になってしまいます……。
ただし、契約期間内の働きぶりによっては、「期間を1年更新」「2年更新」という契約更新の可能性もありますので、希望を捨てることはありません♪
これまでの派遣社員は、「社会保険に入れない」「正社員と同じ仕事をしていても給与が低い」「交通費やボーナスなど、福利厚生がない」「長く勤めても評価されない」「昇給や昇格の機会がもらえない」……などなど、正社員との待遇に大きな差がありました。
しかし最近では、法律的な「同一労働同一賃金」の流れによって、その待遇は大きく改善され、正社員待遇との差がなくなってきたのです♪
ここで、派遣社員として働くメリットを見てみましょう!
人材派遣会社と労働契約を結べば、派遣会社が、あなたに合った勤め先を紹介してくれます!
どんな仕事が向いているのか、どんな条件がいいのか……。「仕事探しのプロ」に自分の不安をなんでも相談することができるので、心強いですね♪
給与面や勤務時間については、派遣会社と派遣先とがやりとりして決まります。
そのため、「残業が多い」「仕事内容が多すぎる」などなど、派遣先で問題が発生したら、派遣会社に報告すればOK!
派遣会社があなたの代わりに、派遣先と調整してくれるので、安心ですね♡
派遣社員も契約社員と同様、基本的には雇用期間が定められています。
しかし派遣社員は、契約社員と異なり、その企業での雇用期間が終わっても、派遣会社が次の勤め先を紹介してくれるので、無職になる可能性は低いのです♡
ちなみに、派遣社員の雇用形態にはさまざまな種類があります。
派遣先企業に勤めている期間しかお給料をもらえない「登録型派遣」もあれば、派遣先に勤めていなくてもお給料をもらえる「無期雇用派遣(常用型派遣)」も!
ほか、「紹介予定派遣」では、派遣先での働きぶりによっては、正社員登用や契約社員登用のチャンスもありますよ♡
よいことづくめのように思える派遣社員ですが、デメリットもあります。
最大のデメリットは、ひとつの企業に安定して勤められないこと。
特定の企業に長く勤められないので、キャリアアップしにくい、職場環境がちょこちょこ変わるといった問題があります。
ただし、同業種や同じ職種で派遣を重ねれば、着実にスキルアップできます♪
また、職場環境がこまめに変わるということは、派遣先の人間関係が合わなくても、次の職場で再スタートを切ることができるともいえます。
契約社員と派遣社員、どちらの形態を選んでも、いずれにもメリットはあります!
とくに夜職出身で、昼職未経験のかたは、最初は契約社員や派遣社員で昼職の世界にすこしずつ慣れてゆくのがおすすめ♪
契約社員でも派遣社員でも、企業によっては、正社員への道が拓かれているのです☆
ちなみに、派遣社員という働き方の詳細については、コラム「「正社員」にはないメリットも! 水商売卒業後の「派遣」という可能性」でも詳しく解説しています♪
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