#転職コラム
いざ昼職に転職しよう!――と思って求人情報を見ると、「正社員」「契約社員」「アルバイト」と、雇用形態がさまざまあって、混乱しますよね……。
今回の昼キャリ編集部では、雇用形態でとくにわかりにくい「契約社員」と「アルバイト」の違いを解説しちゃいます♪
契約社員とは、「働く期間が決められている社員」のこと。これを「有期雇用」といいます♪
ちなみに、正社員の場合は契約期間の定めはありませんから、「無期雇用契約」となるわけですね!
契約社員の場合、1回あたりの雇用期間は最長3年と法律上で定められていますが、60歳以上の人や専門的なスキルをもった人なら、契約更新によって最長5年までOK!
契約期間が終わる=満了すると、契約は自動的に終了となります。
この雇用契約は事業主と労働者との間で交わされますが、企業側はこの労働契約の更新を拒否して、雇用を終了させる(=雇止)ことができます。
アルバイトだけで生計を立てる人が、フリーターですよね!
アルバイトの定義は、基本的には「同じオフィスで働く人よりも所得労働時間が短い人」、つまり短時間勤務で働く人のことで、「短時間労働者」と表現されます。
実は、アルバイトの身分はけっこう保障されていて、一定の条件さえ満たせば有給を取得できたり社会保険が保障されていたりするのです!
くわしくは次項でお話ししますが、アルバイトとして働くときには、「労働条件」を書面で見せることが決められているので、面接時などに確認してみましょう♪
それでは、両者の具体的な違いを見てみましょう!
契約社員は月給制ですが、アルバイトは時給制。
これは、契約社員はフルタイム勤務であり、アルバイトがシフト制であることに起因します。
つまり、契約社員は「定時が決められた仕事」であり、アルバイトは「自分の好きな時間だけ働ける仕事」ともいえます♪
「有給をとれるのは正社員だけ」と思われがちですが、正社員も契約社員も、派遣社員もパート・アルバイトも、働く人であればだれでも取得する権利があります!
ただし、働く日数や時間によって取得できる日数に差が出てきます。
契約社員の場合、半年勤務したら10日、1年半勤務したら11日、2年半勤務したら12日……と、勤務年数に応じて有給取得日数が増えていきます♪
ただし、週の所定労働時間が30時間未満の場合、かつ週の所定労働日数が4日以下の場合は、もうすこし少ない日数となります。
一方でアルバイトは、週30時間以上あるいは週5日または年間217日以上働いた場合、年10日間の有給を取得できます!
働いた時間がそれ以下の場合は、実際の労働時間や労働日数によって付与される日数は異なりますが、それでも申請すれば取得できますよ♪
雇用保険に加入すると、失業したときに「失業保険」としてお金がもらえます!
加入すると毎月保険料を支払わなければならず、これは給料から自動的に天引きされます。
収入がちょっと減ってしまいますが、辞めたときに失業保険をもらえるというのはかなりうれしいポイント♪
雇用保険に入れるのは、週20日かつ今後31日以上雇用する見込みのある人と定められています。
そのため、フルタイム勤務の契約社員であればたいてい加入できますが、アルバイトは難しい場合が多いようです。
契約社員の最大のメリットは、正規雇用の社員(=正社員)に近い額のお給料がもらえること!
一般的には、正社員とほぼ同じ待遇で働けるので、企業によっては責任のある業務もまかせてもらえますし、キャリアアップができるかもしれませんね♪
なかには、正社員のように退職金がもらえるケースも!
しかも、正社員と違って転勤や残業がないのもうれしいポイントです☆
しかし、仕事内容に満足していても、契約期間が決まっているために長く働けないというデメリットがあります……。
ただし、最近の法律改正によって、契約を更新して同じ会社に5年以上雇用されると、無期雇用に転換希望できる権利(=正社員登用のチャンス)が発生します!
もちろん、必ずしも正社員に転換できるとはかぎらないので、このあたりは勤め先の就業規則を確認する必要があります。
アルバイトの大きなメリットは、自分の好きな日に、好きな時間だけ働くことができる点でしょう!
育児中のかたや学生など、「本業」がある場合にはとても働きやすい雇用形態ですので、夜職の傍らで副業をやりたい場合にはおすすめです♪
しかし、毎月の収入が安定しにくく、収入のめどが立てにくいというのが大きなデメリット。
くわえて、正社員や契約社員よりもそもそもの時給設定が低いことが多く、昇給や賞与(ボーナス)支給の可能性も低いので、なかなか稼ぎにくいといえます……。
契約社員とアルバイトには、それぞれのメリットがありますから、どちらの求人に応募すべきかは、自分が働くにあたってなにを優先したいのかを最優先で考えましょう!
給料や安定を求めるなら契約社員、時間の自由さを選ぶならアルバイトがオススメ♪
あなたにおすすめの働き方を叶えるために、それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解して、昼職就職活動を進めましょう♡
昼キャリでは、契約社員・アルバイト問わず、さまざまな雇用形態の求人をご紹介させていただきます!
あなたにぴったりのお仕事選びをサポートさせていただきますので、お気軽にLINEにてご相談くださいませ♡