#転職コラム
昼職の世界には、夜職にはなかった「休み」の制度がたくさん!
今回の昼キャリ編集部では、昼職の休み種類から、休むときのルールまでを徹底解説しちゃいます。
固定勤務制かシフト制か、ほかにも認められる休暇の種類、休むときのマナーに至るまで、昼職のお休み事情を理解して、あなたにぴったりの働き方を実現しましょう!
ナイトワークではシフト制が一般的ですが、昼職では「固定勤務制」という勤務形態もあります。
固定勤務制
:あらかじめ、働く時間や曜日が決められている制度です。
事務職・営業職などのオフィスワークに多く、休日が決められているので、安定した生活リズムで働くことができます。
シフト制
:自分の希望に沿って勤務日を決める制度で、「1日7時間で週5日」「1日8時間で週4日」などといった取り決めのもと、週ごとに勤務日と勤務時間が異なります。
24時間稼働する企業や病院、土日も営業する販売職や接客業、サービス業などの職種で多く採用されるシステムです。
固定勤務制では、「土日休み」「土日祝休み」ですので、カレンダー通りに休めるのは嬉しいですね♡
そのため、だいたいの人が固定勤務制で働いている世の中、友達や家族と休みを合わせることができるので、遊びにいったりしやすそうです♪
こどもがいる人であれば、一般的には日曜と祝日はお休みという保育園が多いので、こどもの預け先にも困ることはありません。
逆に、「平日に休み」というのが、シフト制のメリット!
病院や役所に行かなければいけないときは、平日が休みというのはとってもありがたい!
遊びや買いものに行くのでも、普通の人が働いている平日に行けるのであれば、外出先の混雑を回避することができるので、ゆったりリフレッシュできそうです♪
旅行に行くにも、平日のほうが飛行機代やホテル代が安いので、お得!
くわえて、「土日休み」とは限らず、たとえば「月曜と水曜が休み」「木曜と金曜が休み」など、休日をバラつかせることで、連勤日を減らすことができます。
「月曜から金曜まで毎日毎日働くのはしんどい……」なんて不安があるかたにはうってつけですね☆
ほかにも昼職には、福利厚生の一環として、制度上でさまざまな「休日」が保証されています!
会社を休んでも給料が支給される休暇です。
6ヶ月以上勤務し、かつ出勤率が8割以上であれば、正社員でもアルバイトでも取得可能!
企業によって、休暇取得可能日は異なります。
お盆期間と年末年始の期間の休日です。
出産する場合、出産予定日前から42日間、出産日から6週間は、法律上で「産前・産後休暇」を取ることを定められています。
産後休暇以降、こどもが1歳6ヶ月になる日まで取得できるのが、「育児休業」!
この期間は、健康保険組合から、休業前の月額の約6割が支給されます。
長期にわたる治療が必要な病気などにかかった場合、会社を休んで治療に専念することができます。
90日間は給与が全額保証され、その後1年間も月給の80%を支給してもらえます。
生理による体調不良で出勤することが難しいときに取得できる休暇です。
実は、法律的に定められている制度で、どんな企業でも、アルバイトやパートなどの雇用形態にかかわらず、労働者に認められた権利です。
1日単位、時間単位で取得可能なので、「終日休みます」「午前中だけ休みます」もOK!
会社によっては、「1ヶ月のうちに2日以内」など、日数制限を定めているところも。
親族や近しい人の結婚やお葬式などがあった場合に取得できる休暇です。
ちなみに、自分が結婚する場合には5日前後休める会社が一般的。お祝い金がもらえることも!
文字どおりリフレッシュしてもらうために社員に認める休暇です。
「勤続3年以上」「勤続5年以上」などの条件が設けられ、あるていど勤務年数を経た社員に認められることが多いようです。
これも、会社によって有給か無給かが分かれるところですが、ある調査によれば、リフレッシュ休暇を導入する企業のうち、8割以上が「全額支給」としています。
「自分の誕生日」「こどもの誕生日」などの記念日を理由として、認められる休暇です。
ボランティア活動を理由として認められる休暇です。会社によって有給か無給か分かれるところです。
東日本大震災以降取り入れる企業が増え、現在もその傾向が高まっています。
これらの休暇制度は、企業によってルールが異なりますので、求人票上や面接時に、よくよく確認しておきましょう!
休暇を取得するときには、基本的には、事前に申請するのが鉄則。
生理休暇は当日申請でも認められますが、そのほかの休暇は企業によって「休暇取得予定日の◯日前までに申請」と定められています。
生理休暇や突然の病気など、当日の休みを申請するときには、メール連絡ではなく、電話で上司や人事担当に伝えるのがマナーです。
また、長期休暇を取得するときには、仕事の引き継ぎをしっかり行ない、周囲に迷惑をかけないように注意しましょう!
「どれだけ休みが保証されるか」というのは、働くうえでの重要ポイントの一つ。
転職活動においては妥協せず、自分にベストな「働き方」を実現できる職場を見つけましょう♡