#転職コラム
夜職の最大の旨みは、なんといっても収入の高さ!
ナイトワークでは、時給でいえば5000〜10000円、月収でいえば30〜100万円超なんてことも当たり前。
そんな夜職の高収入に慣れた人であれば、昼職デビューしたくても、ためらいが生まれるのは当然です。
そんな心配を抱えるみなさまのために、今回の昼キャリ編集部では、昼職デビューして夜職時よりも年収を上げる方法をレクチャーしちゃいます♡
そもそも、昼職の平均年収と、夜職の年収との差は、どのくらいなのでしょうか?
それにはまず、ナイトワークの平均年収を調べてみましょう!
たとえば、東京のキャバ嬢の平均年収は、約537万円といわれていますが、対象者にかなりのバラツキがあることに要注意。
「キャバ嬢」とひとくちにいっても、週6日出勤で月収3ケタ、年収1000万円超の超売れっ子嬢もいれば、週1〜2日、短時間しか出勤しないアルバイトキャバ嬢もいます。
すなわち、すべてのキャバ嬢が年収537万円を得ているわけではないのです。
東京でキャバ嬢をやっている方なら、年収として300〜400万円、月収にして30〜35万円あれば、よいほうといえるかもしれません。
これに対し、気になる昼職の平均年収は?
業種ごと、企業ごとに差はありますが、2019年に行なわれた国税庁調査によれば、平均で436万円でした。
これは年齢や職種によっても差が大きくあります。
ここで、「20代昼職の平均年収」に目を向けてみましょう! 職種ごとにまとめてみました♪
●営業職(メーカー、銀行、不動産など) 364万円
●技術職(ITコンサルタントやシステムエンジニアなど) 380万円
●事務職(一般事務、受付など) 284万円
●販売職(店舗販売スタッフ、ホールスタッフ、エステティシャンなど) 294万円
これは額面の金額を調査した結果なので、実際の手取り金額は、もっと下がります。
やはり昼職では、ナイトワークほどの高い年収を得られないものなのでしょうか?
実際に夜職から昼職に転職すると、最初はその年収の低さにがっかりするかもしれません。
しかし、心配はご無用です!
そもそも水商売というのは、若いうちしか勤めることができません。しかし昼職であれば、30代、40代、50代と年齢と勤続年数を重ねるにつれて、年収は着実にアップします。
その過程で、資格を取得したりキャリアアップしたりすれば、一気に年収が上がる可能性も!
入社直後は年収が低くても、そこでくさることなく、先々を見据えて頑張りましょう♪
さらに昼職では、「年収をあげやすい職種や業界」が存在します。
目に見える「モノ」であれ、金融商品のような「サービス」であれ、会社の商品を売り込む「営業職」。
基本給は低いですが、会社から「売上目標」が設定され、目標金額を達成すれば、「インセンティブ報酬=成約した金額の何割かがバックされる報酬」が得られます。
キャバクラやホストクラブでの「歩合制」に近いこのシステム、努力すればするだけ収入アップとなるわけですから、やる気が出ますね♪
とくに、不動産業界の営業職がおすすめ! 「未経験歓迎」「20代若手歓迎」「学歴不問」を積極的に掲げていて、夜職経験者でも活躍できる可能性は大。
女性がたくさん活躍しているのも、うれしいポイントです。
宅地建物取引士(いわゆる「宅建」)やFP(フィナンシャル・プランナー)など、不動産に関係する資格取得を後押しする制度を設けている会社もあります。
このシステムを利用すれば、キャリアアップも遠い夢ではありません。
「特殊スキルが不要」「服装自由」「勤務地限定」という理由から、夜職ワーカーに人気が高い事務職。
上記のとおり、他の職種に比べると、平均年収はやや低め。しかし、そんな事務職でも、年収を上げるコツがあるのです♪
たとえば、残業! 残業すればするだけ残業代が発生するというシステムを利用して、残業の多い会社をあえて選ぶという手もあります。
一般的に「事務職は勤務時間が固定的で、残業が少ない」と言われていますが、会社によって実情はさまざま。「定時は18時までなのに、毎日21時過ぎまで残業している」という人もいます。
求人情報や面接時に、よくよくチェックしてみましょう! 残業が比較的少ない会社で、収入を増やそうと残業するのは良くない働き方です。注意してくださいね。
ほかにも、「医療事務」「貿易事務」など、特殊技能を要する仕事内容の事務職は、年収が高め。
そうした仕事は、応募資格としてその種の資格を条件とするものですが、通信講座や職業訓練校で簡単に取れる資格もあります。
先々への投資だと思って、転職活動の一環として、あるいは夜職の傍らに、受講してみるのもいいですね。
そして、昇給制度がしっかり確立している会社であればなおOK!
そのような会社では、入社1年目の給料が低くても、先々年収が上がることがしっかり保証されているので、大丈夫。
「継続は力なり」——コツコツと毎日の業務を真面目に行なっていれば、必ず「結果」がついてくる職種といえます。
「外見」や「美意識」が大きく関わることから、夜職ワーカーに人気の職種の一つです。
全年齢を合わせた平均年収は、200〜700万円と大きな差があります。なぜ、こうも差があるのでしょうか?
実は、美容部員というのは、営業職と同じく、インセンティブ報酬が認められる企業が多くあります。
店舗として売上目標を達成したり、顧客を増やしたり、販売した商品に対してバックがもらえたり……。
そして、真面目に働きつづけて店長クラスに昇格すれば、もちろん年収はアップ。
また、正社員か契約社員か、雇用形態で月給に5〜6万円ほど差があるので、正社員をめざしましょう! 正社員であれば、休暇も認められるし、年2回の賞与(ボーナス)もあります。
ただし、美容部員の正社員は、「経験者優遇」を掲げているところが多いというのが難点。
初めの何年かは契約社員か派遣社員かでキャリアを積み、正社員募集に積極的に応募するのが◎です。
昼職で年収を上げる方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
やはり、夜職と異なり、「歳をとっても稼げる」という昼職の魅力は絶大です。
くわえて、夏季休暇や年末年始休暇、リフレッシュ休暇などの休暇制度、交通費支給、社会保険完備、退職金制度——それらの福利厚生面のメリットを考えると、いまは夜職に満足していても、いずれは昼職デビューを真剣に考えたほうがいいのかもしれません。
すこしでも気になった方は、昼キャリまでお気軽にご相談ください!
あなたにベストな昼職のお仕事、ご紹介させていただきます♪