#転職コラム
どんな企業にも存在する職種、それが「事務」! しかし、「事務」がどんな内容のお仕事なのか、ぱっと想像がつくでしょうか?
ひとくちに「事務」と言っても、その業務はさまざま。「パソコンスキルが必須でしょ?」「固そうで無理かも……」「服務規程が厳しそう」——そこで今回は、知られざる「事務」の仕事内容を紹介! 実は、元夜職ワーカーにとっても就職できる可能性は大!のオススメ職種なのです♪
「事務」というのは、オフィスワークの中で最も一般的かつ基本的な職種で、「一般事務」とも総称されます。あらゆる部署に設置されるポジションで、営業関係の部署であれ、経理関係の部署であれ、広報関係の部署であれ、事務職の業務なくしては、その企業は成り立たないと言っても過言ではありません! まさに「縁の下の力持ち」な存在。
具体的な仕事内容としては、書類の作成や整理、データ入力、郵便物を仕分けたり、発送したり、電話に応対したり来客があれば対応したり……。その業務は非常に多岐に渡りますが、与えられたタスクを一つひとつきちんと完了させる「ていねいさ」と、「コミュニケーション能力」が重要です。
求人の条件としては、「Wordスキル」「Excelスキル」が挙げられることが多いのですが、高度なテクニックが求められるわけではないので、「Wordで文章を打ち込める」「Excelで表をつくることができる」レベルの作業ができれば大丈夫。
ところで、求人広告を見ると、「OA事務」という言葉がよく見られます。これはパソコンを使う事務職のこと。かつてコンピュータが一般的でなかった時代、伝票や帳票などのデータ入力はアナログに手で書き込んでいました。そのため、当時は「パソコンが使える」というのは特殊な能力だったわけですが、小学生でもなめらかにパソコンを使える現代の事務職は、「パソコン使用」は当たり前。当時の名残がうかがえる言葉ですね。
くわえて、語学や簿記などの特別な資格が必要とされるわけではないため、「未経験OK」を掲げる企業も多い! だれにでも応募資格があるといえます。
ただし、「門戸が広い」ということは、それだけ応募する人が多いということ。くわえて、「定時で上がれそう」「プライベートを充実できそう」というイメージから、つねに人気の高い、競争の激しい職種なのです。
「事務」といえば、かつて一斉を風靡したドラマ「ショムニ」のような、地味な制服の女子社員というイメージが根強くありました。しかし最近の事務職は、「服装自由」の風潮が強くて華やか! もちろん、過度な露出や派手すぎるメイクなど、NGな要素はありますが、「人に不快感を与えなければよし」という考えが主流です。
来客対応の多い事務職であれば、服装はかっちりめが望ましいですが、書類作成や電話対応などの社内作業がメインなら、服装にはさほど厳しくない企業も。それぞれの社風によりけりですので、転職したい企業に出会ったら、実際の写真の服装をしっかりチェックするのが◎。
残業が少ないのもうれしいポイント。もちろん、多忙期には残業することもありますが、基本的には定時で退社。
くわえて、最近では社会全体が「個人の副業」を推進していることを受け、「副業」を解禁した企業が急増しています。そのため、事務職の方には、「事務の仕事は定時で終えて、夜は副業をがんばっています!」という方も。実際、キャバ嬢やガールズバーの店員さんのなかにも、「昼間は普通のOLで、事務職やっています♪」という方もじわじわと増えているのです。
業務内容が非常に広範囲に渡る事務職ですが、あらゆる事務職に共通する役わりは、「人のサポートをすること」。
「営業事務」にせよ「経理事務」にせよ「総務事務」にせよ、事務職というのは、だれかの補佐として、その人の仕事が円滑に進むよう、雑事をこなす「サポート」のスペシャリストです。それを「雑用」と捉え、「つまらなそう……」と事務職を敬遠する人もいますが、じつはその仕事の特性から、元夜職ワーカーから密かに注目を集めているのです。
水商売で接客をしていた人であれば、「接客能力=相手の望むことをいち早く汲み取り、提供するスキル」ははるかに高いもの。性格もキャリアも異なるたくさんのお客さまに対して、「相手の望む接客」を叶えてきた実績は充分! 事務職の人の仕事相手は、職場内の「だれか」。「だれかの補佐」として、その人の望みを察知し、叶えるという仕事においては、夜職で培った能力を余すことなく発揮できるはず☆その意味では、事務職になによりも必要とされるのは、「細やかな気遣いスキル」なのかもしれません。
いかがでしたか? 〈夜職×事務〉の魅力をすこしでも感じたのなら、いつでも昼キャリアドバイザーにご連絡を! あなたにぴったりの職場をご提案させていただきます☆