#転職コラム
どんな職につくにも必ず必要になってくる「面接」。夜職の面接は基本的に私服でスカウトさんと一緒に3者で面接するというのが一般的ですが、昼職の面接は全く別物。
「夜職しかやったことない人」や「長く夜職をやってきて久しぶりに昼職に」という人は面接の仕方がわからない、面接の服装やマナーを忘れてしまったという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、昼職の面接に挑む前に確認したい注意事項についてお話ししていきます。注意点をしっかり守らないと面接突破はとても難しいものです。ぜひここで再確認して面接に挑むようにしてくださいね。
まず、昼職面接での注意点1つ目は「服装」。服装は、基本的にスーツを着用するのが良いでしょう。ですが、夜職で使っていたようなキャバ嬢スーツやホストスーツはNG。昼職に相応しいスーツで挑むのが良いでしょう。
服装でのポイントは3つ有り、「清潔感」「TPO」「全身のバランス」を面接官は見ています。この3つのポイントは、仕事をしていく上でビジネスパーソンに会う時にとても重要なポイントです。そのため、面接での服装は採用の合否に大きく関わってきます。
男性であればネイビーかダークグレーのテーラードスーツにネクタイ、ワイシャツにベルト、革靴、黒の無地ソックス、A4サイズの書類が入る黒系のカバンがベスト。アクセサリーはつけず、高級時計も避けましょう。
女性であれば、テーラードスーツでパンツもしくは膝丈のスカート、胸の空きすぎないブラウスにストッキング、A4の書類が入る黒のカバンに黒のパンプスがベスト。アクセサリーは派手なものはつけず、腕時計もなるべく目立たないものをつけるのが良いでしょう。
企業によっては「私服で」と指定してくる場合もありますが、その場合はオフィスカジュアルを意識すると良いでしょう。ジャケットにパンツやスカートなど、派手すぎずオフィスに合う服装を選ぶのがオススメです。
そして、昼職面接での注意点2つ目は「ヘアスタイル、メイク、香水」について。ヘアメイクは面接の時はとても重要なポイント。寝癖のまま面接に行ったり髪の毛がプリンで明るい状態で行ってしまうと、面接の評価が下がってしまいます。
清潔感を演出するために髪の毛は男性なら黒、女性ならダークブラウンか黒にするのが良いでしょう。そしてプリンになっている場合はしっかりと面接前に直しておくのがベスト。男女ともに前髪は目にかからないようにスタイリングし、全体的にすっきりとまとめましょう。女性であればハーフアップのような髪型がいいですね。
女性であれば、メイクはナチュラルにしておくのがいいでしょう。ベースメイクをしたらアイシャドウは薄めに、そしてまつげはマスカラのみでマツエクやつけまつげはNG。リップは控えめな色をチョイスしてカラコンは色なし、もしくはナチュラルなものを。眉毛もしっかり整えておきましょう。
香水は基本的に男女ともにつけないのがベスト。女性は香りがきつすぎないヘアコロンなどをつけるといいでしょう。
昼職面接の注意点3つ目は「自己紹介や志望動機の答えをしっかり決めておく」ということ。面接では必ず聞かれる自己紹介や志望動機。この質問にしっかりとハキハキ答えれるように、事前に答えを決めて練習しておくのがいいでしょう。
逆にこの質問にハキハキ答えられず、どもってしまったり「えっと……」とつまずいてしまうと面接合格から遠のいてしまう原因に。自分のことを堂々と紹介できる人を企業は求めています。自分のことをしっかりと説明できるよう、事前に自分を見つめ直してしっかりと答えを考えておきましょう。
昼職面接での注意点4つ目は「質問事項を5つ決めておく」ということ。どこの企業でもだいたい「最後に質問はありますか?」と聞かれます。そこで「質問はありません」と答えてしまうと「あんまり興味がないのかな?」「働く意欲がそこまでないのかな?」と思われてしまいます。そのため、面接の最後には質問をするのがベストです。
例えば「会社が今後どのように展開していくのか」「1日の業務の流れはどのようなものか」「面接官はどうしてこの職を選んだのか」「配属先の部署の人数や役割分担を教えてください」「会社見学は可能ですか?」など、「お、この子は意欲があるな」と見てもらえるような質問を考えておきましょう。
そして、最後の注意点は「遅刻しそうになった場合」です。大切な面接で遅刻してしまうのは問題ですが、電車の遅延などでどうしても遅れてしまうこともあります。その際は、遅刻が分かった時点で連絡を入れましょう。
面接5分前に連絡しても企業側は困ってしまいます。そのため、連絡はなるべく早く入れ、面接会場へ向かうようにしましょう。無断で遅刻をしてしまうとビジネスマナーがないと思われ、採用の合否に大きく関わります。そのため、無断での遅刻は絶対にやめましょう。
今回は、昼職面接での注意点を5つ紹介しました。面接は就職の中で一番大切な場面です。しっかりと面接のマナーを守っていれば面接も突破することが可能なので、ぜひ面接の注意点を頭に入れ、面接に臨むようにしましょう。