#転職コラム
夜職から昼職に転職するにあたって、大きな不安要素のひとつが「服」! 夜職で活躍していたドレスは、昼職にはもはや不必要です。
「昼職の勤務って、どんな服を着ればいいの?」「求人票には『服装規定自由』ってあったけど、どこまでに自由?」――
そこで今回の昼キャリ編集部では、俗に言う「オフィスカジュアル」の実態を教えちゃいます♪ これさえ読めば、あなたの外見はすぐに「昼職」仕様に!
キャバ嬢であれば、仕事のときには色鮮やかで華やかなドレスというのが一般的。しかし、「昼の世界」ではその種の服は、なかなか着るチャンスはありません。
キャバ嬢は、仕事中の服はもちろんゴージャスですが、私服にも仕事の影響が色濃く出ます。プライベートでも、お客さまとの同伴やアフターといった機会が多いことから、女性的でややセクシーな、露出の多い服が多くなりますね。
しかし「昼の世界」であれば、そういった「セクシー」「露出多め」といった要素はNG!
職種においても、求められるのは「清潔感」と「上品さ」です。かっちりした「フォーマル感」をそこまで出す必要はありませんが、そのふたつを備えた、ビジネスシーンに活用しうるファッションを、「オフィスカジュアル」と総称します。
男性と異なり、女性の服装は実に幅広く、「オフィスカジュアル」「清潔感」「爽やかさ」と言われても、具体的にイメージできないかもしれません。企業によって「オフィスカジュアル」の規定はさまざまですが、以下のような服装が望ましいとされています。
◆シャツやカットソー
◆膝丈より下の長さのスカート、ワンピース
◆スラックスやワイドパンツなど、上品なシルエットのパンツ
◆ジャケット、カーディガン
◆パンプス
上記のコーデ例だけ見ると「なんだ、簡単!」と思われるかもしれません。そこで、「オフィスカジュアル」をマスターするためのさらなるポイントと、夜職経験者が陥りがちな失敗例をご紹介します。
夜職経験者は、赤、紫、ゴールドなど、ついつい目だつ色を選んでしまいがち。しかし昼職においては、あくまでシンプルな色遣いが基本。白、黒、ネイビー、ベージュ、グレー……。これらを掛け合わせて、全体的に色みを抑えたコーデが◎。
「そんな地味な色……」「すこしくらい原色を入れたい!」と思われるかもしれませんが、たしかに地味とはいえ、これらは「上品さ」を出すには絶対に必要! 上下ともに地味な色を掛け合わせることで、簡単に、ぐっと洗練された印象に変身することができますよ♪
足元は、コーディネートでつねに重要なポイント。どんな靴を履いているかで、その人の個性も見えるし、コーデ全体の印象を大きく左右します。
昼職で履くパンプスのヒールは、高くても7センチまでが妥当。7センチというのもかなり高いほうで、3〜5センチくらいが望ましく、あまり高すぎるヒールを履いていると、どうしても「華やかさ」「きらびやかさ」が出てしまい、オフィスで浮いてしまいます。
ここでも、黒やネイビー、ベージュなどのシンプルカラーが鉄則! さらに、オフィスカジュアル上級者に見せるために、きちんとしたデザインの靴を選びましょう。くわえて、レザーやスエードなどの柔らかい素材の靴は、知的な印象になるのでオススメです。
「露出NG」というのは昼職においての常識ですが、夜職経験者と昼職経験者で、「露出」に対する概念が大きく異なるようです。
夜職経験者が「このくらいの肌見せならOKでしょ!」と思っても、それは昼の世界では通用しないことが多いもの。たとえば企業によっては、「ノースリーブは禁止」と規定しているところもあります。
キャバ嬢からすればノースリーブなんて「露出少なめ」の範囲内ですが、オフィスでは、女性が肌を見せるあしらいの服装はすぐさま「非常識」ととられてしまうので、とにかく気をつけてください!
以上のポイントを抑えれば、昼職の服選びも難なくクリア!
くわえて、手持ちの夜職の服、たとえば同伴やアフターなどで着用したキレイめシルエットのワンピースは、昼職向けにアレンジが可能かもしれません!かっちりしたジャケットや清楚なカーディガン、知的な靴を合わせれば、「清潔感」「上品さ」を兼ね備えたオフィスカジュアルに返信できるかも♪
しかし、くどいようですが、シンプルな色遣いのものが鉄則です!
クローゼットを眺めてみて、「これ、使えるかも!」という服をぜひチェックしてみて、昼職デビューに備えてくださいね♪