#転職コラム
昼職への転職を考えるときにネックとなるのが「学歴」や「資格」など。学歴や資格を重要視するかしないかは、企業によって異なるので気を落とす必要はありません。
ただ、資格取得とは知識を蓄え、その承認を得ることです。あるかないかであれば、資格を持っていてマイナスになることはありません。むしろ人生の選択肢が増やすことができるでしょう。
気になる資格があればまずは本を買って、読んでみてはいかがでしょうか。今回ご紹介する「勉強して損のない資格」もご検討ください。
日商簿記は企業の経営活動を記録したり計算したりと会社のお金を明らかにすることができる資格です。
会社の一般的なお金の回り方が分かるようになります。仕事に活かすとすれば経理業務です。
日商簿記には初級・3級・2級・1級とあり、初級から順に取る必要はありません。初級は履歴書に書けない場合が多いので、3級から資格取得を始めてみましょう。
日商簿記は約3ヶ月勉強すれば取得できる資格と言われているので、比較的取得もしやすい資格といえます。ぜひ毎日1時間の勉強時間を確保し、日商簿記取得を目指してみてはいかがでしょうか。
次に「秘書検定」です。秘書検定では「ビジネスマナー」や「一般的なマナー」を学ぶことができます。
秘書検定には3級・2級・準1級・1級とあり、できれば2級以上を目指すようにしましょう。秘書検定は大学生はもちろん、社会人になっても取得される人気の資格。企業側にも好印象を与えることができるので、積極的に資格を取得しましょう。
秘書検定3級と2級では勉強の難易度もそこまで変わらず、3級を受けずに2級から受けるという人がほとんど。合格率は50%~60%と言われており、2級であれば独学でも十分カバーできる試験内容です。
3つ目に便利な資格は「FP技能検定」。FPというのは「ファイナンシャルプランナー」の略称で、金融系や不動産系、営業職で特に活かすことができる資格の一つ。FPの仕事はお客さまから収支の状況や家族構成などを聞き、それに対して将来のライフプランの設計や資産形成、保険などの見直しなどを行なっていく業務。将来のお金に関することを学ぶことができるので、自分の将来のも役立てることができるとても便利な資格といえるでしょう。
FP技能検定は女性だけでなく男性にも人気の資格で、特に営業職になるととても活躍すること間違いなし。3級・2級・1級とあり、3級2級あたりは自分の生活と結びつけて勉強することができ、難なく資格を取得することができるでしょう。ぜひFP技能検定を受け、FP技能士の資格を取得してみてはいかがでしょうか。
そして医療事務も持っているととても便利な資格の一つです。医療事務も細かく分けると4つほど資格がありますが、その中でも一番おすすめなのは「医療事務技能審査試験」通称「メディカルクラーク」と呼ばれる資格です。
こちらの資格では、受付業務や診療報酬請求事務業務のスキルが問われる検定で、医療事務を目指す人が多く持つ資格の一つ。
医療事務はさまざまな通信教育もあり、大体3ヶ月から6ヶ月ほどの勉強で取得できると言われています。未経験で医療事務に転職したい!という場合にはこの資格を持っているととてもスムーズに転職活動ができるでしょう。
今回ご紹介した資格は1日1時間、スキマ時間に勉強をし、コツコツと積み上げていけば合格期待度は高くなります。転職活動も有利に働き、就職したあともとても働きやすくなるといえるでしょう。