#転職コラム
夜の世界で日々頑張っているあなた、「水商売は、もう潮時かも……」と思う瞬間、ありませんか? ぶっちゃけた話、いつ「夜職」を上がるべきなのか、スムーズに「昼職」にスライドできるものなのか、「辞めどき」とともに、「スムーズな昼職へのスライド法」を教えます♪
水商売は、とにかく若いうちが花! ホストでもキャバ嬢でも、若いうちは指名が取りやすく、売り上げもあげやすいものですが、年齢を重ねるにつれ、それまでの売り上げをキープするのが、だんだん難しくなってきます。
とくに、売れっ子だった人であれば、自分より若い世代の活躍を目にするのもなかなかツライもの。最近では、たとえばキャバ嬢界では一条響さん(歌舞伎町FORTYFIVE所属)に椿そらさん(歌舞伎町Gentleman’s Club所属)と、30歳前後の超有名嬢が「現役」として活躍しています。
しかし、そうしたケースはごくごくわずか。どんなに売れっ子のホストでも、30歳を前に夜職を上がる人が多く、キャバ嬢も、20代後半に差しかかるころに自分の限界を感じ、辞める人が多いのだそう。
ホストとキャバ嬢の世界においては、年齢と売り上げは密接にリンクしています。
先述の話はホストとキャバ嬢に限った話で、黒服となると、また事情が変わります。
かつての黒服は、そのほとんどが大学生や専門学校生。昼は大学生活を楽しみ、夜は「高時給」「昼の生活に支障をきたさない」という魅力から、黒服としてバイトするというケースがほとんどでした。それも最近ではさま変わりし、「バイトとして始めたけど、けっこう楽しいし就活も失敗したし、学校を卒業したけどボーイの仕事を続けている」という人が多いのです。
実際、かつての黒服の平均年齢は20代前後と若かったそうですが、最近では30〜40代の黒服が多い! 黒服としてバイトしていたホストクラブやキャバクラの正社員となり、要は「サラリーマン」となるわけです。
こうした「サラリーマン黒服」が、「潮どき」を感じるのは、自分の身辺に変化が訪れたとき。結婚したり、出産したり、あるいは、昼職に就いている周囲が着実に出世していたり、マイホームを建てていたりするのを見たとき……。「自分はこのままでいいのかな?」という不安がよぎった瞬間が、もはや「辞めどき」といえます。
夜職から昼職に転職するにあたっては、これまでも当コラムで取り上げてきたように、「履歴書に空白期間ができちゃう……」「夜職経験者というだけでお断りされる……」など、さまざまな問題があります。
そこでオススメするのが、まずは昼職を「副業」にするという選択! 先述のとおり、夜職を完全に上がっても、スムーズに昼職にスライドできるとはかぎりません。そこで、夜の仕事の傍らに、事務系でも接客系でも営業系でも、職種は問いません。とにかく昼職をスタートさせてみるのが吉!
パートタイマーや派遣という形態でもかまいません。昼職キャリアを少しずつでも積み重ねることで、確実に昼職でのスキルを磨くことができます。夜職で磨いた「接客スキル」を、そのまま昼職に生かすのもひとつの手ですが、事務スキルやパソコンスキルなど、夜職では得られなかった能力を、昼職副業で磨いておけば、いずれ「昼職一本」「昼職本業」を目指すとき、役に立つこと間違いなし!
いかがでしたか? 「夜職は限界かも……」「昼職にトライしたい!」と少しでも考えている夜職ワーカーのみなさま、昼キャリではいつでもご相談をお待ちしております! 悩むより先に、まずはお気軽にLINEでご連絡ください♪