#転職コラム
キャバ嬢やホストなど、ナイトワーク出身者にとって、昼職転職の第一の壁ともいえる「履歴書問題」!
「キャバ嬢しかやってこなかった……」「履歴書に正直に書くってアリ?」「嘘の経歴を書いたらどうなる?」などなど、不安が募りますよね……。
けれど、履歴書に嘘を書くのは絶対にNGです!
今回の昼キャリ編集部では、履歴書に嘘を書いてはいけない理由から、履歴書に嘘を書いた場合のリスク、水商売出身者は履歴書にどう書けばいいのかまで、徹底解説しちゃいます♪
いかに隠したい職歴であっても、履歴書の項目に嘘を書くのはとっても危険!
同様に、「高卒なのに大卒と書いた」など、学歴を詐称するケースもありますが、これも絶対に×です。
もしも嘘をついて面接に合格して内定を得ても内定取り消しに、入社後に記載事項が嘘と発覚したら懲戒解雇される可能性があります。
それに、偽りの経歴を書いても、会社が詐称した勤め先や大学に連絡して確認するなど然るべき調査をすれば、簡単にわかってしまうのです……。
最近では、企業側が応募者のSNSをチェックして、その人の経歴を調べる場合も!
履歴書に嘘を書くというのは、「経歴詐称」「詐欺」「私文書偽造」ともいえますが、実は厳密には犯罪ではありません。
しかし、履歴書の嘘が原因で会社になんらかの損失が発生した場合は、損害賠償を請求されることも!
また、持っていない資格を「有資格」と書いて、その資格保有を条件とする仕事に採用されれば、それは犯罪扱いとなります……。
解雇とならず厳重注意レベルですんでも、「虚偽を記載した」という事実は信用を大きく失墜させます。
社内で「あの人、経歴を詐称してたらしいよ」「学歴詐称したんだって」とほかの社員から後ろ指を指されることになってしまったら、すごく働きにくいですよね……。
「嘘をつかない」というのは、社会人として当たり前のマナー!
せっかく慣れた職場であっても、周囲は手のひらを返したように冷たくなり、業務に支障をきたすことになるかもしれません。
その後転職する場合にも、大きく不利になることがあります。
このように、履歴書に嘘を書くというのはデメリットだらけで、まったくいいことはないのです!
それでは、水商売出身者は、履歴書の職歴欄にどう記入すればよいのでしょうか?
具体的な書き方のポイントと注意点を見てみましょう!
履歴書や職務経歴書には、「勤め先の具体的な会社名」を書く必要はありません。
もちろん、できれば書いたほうが採用担当者の心象は◎ですが、水商売出身者であれば「飲食業」「接客業」「サービス業」などなど、業種や職種だけを記入するのでも大丈夫♪
キャバ嬢やホステス、ガールズバー店員やホストというのは、ざっくりいえば「飲食店の接客業」というくくりですよね。
履歴書に嘘を書いてはいけませんが、「本当のこと」の一部を書くというスタンスで臨みましょう☆
採用担当者からすれば、応募者の前職やそれまでのキャリアももちろん気になるところですが、最優先でチェックしているのは「その人自身が採用する価値のある人材か否か」ということ!
職歴をハッキリ書けないぶん、「自己PR」「志望動機」「強み」などの欄はしっかり書き込みましょう♪
「これまでの接客業の経験をとおして、人とコミュニケーションをとることが得意です」
「営業経験が豊富で、目標を達成するための貪欲なハングリー精神があります」
「あらゆる年代の人と関わってきたので、どんな人にも気配りすることができます」
などなど、夜職で得た強みを自信をもってアピールればOK!
その意味では、それまで売上を上げて高収入を得ていたのであれば、過去の年収をアピールするのも効果的♪
「実力社会でそれほどの年収を得た」というのは、そうとうなスキルがあることの証明にもなりえます。
夜職の世界はなかなか過酷ですから、その生活で得た「コミュ力」「メンタルの強さ」「気配り力」は、きっと大いに評価されるはずですよ♪
履歴書内容もさることながら、写真が採用担当者に与える影響は特大です!
証明写真に映っているのが、いかにも夜職っぽいメイクや髪型の姿であれば、印象は大きくダウン……。
昼職転職を決めたら思いっきりイメチェンして、真面目な印象の証明写真をとりましょう!
ちなみに、証明写真は駅などの無人写真機で安く撮影することができますが、一念発起の意味も込めて写真スタジオで撮影してもらうのもおすすめ♪
「就職活動のため」と伝えれば、カメラマンが好印象を与えるポーズやメイクなどをさまざまアドバイスしてくれますよ♡
残念ながら、世間一般には「水商売」に対して、まだまだ偏見が根強い傾向があります……。
もちろん、企業によっては「そんなの気にしない!」「むしろ水商売出身者歓迎!」というケースもありますが、応募書類を提出する段階では、その経歴は伏せておいたほうが無難でしょう。
面接官の人となりによっては、面接時の雰囲気を見て「水商売出身です」と明かしてもいいかもしれませんが、そのときも水商売ならではの強みをしっかりアピールすることが大事!
夜の世界で頑張ってきたのですから、知らず知らずのうちに昼職社会でも通用しうる高いスキルが育まれているはずです♪
昼キャリでは、豊富な転職ノウハウを有するプロのキャリアアドバイザーが、夜職出身のかたのためにベストな仕事の紹介や、履歴書記入のアドバイスまで、さまざまサポートさせていただきます!
昼職転職に不安や悩みを抱いているかたは、お気軽にLINEにてご相談くださいませ♪
よろしければ、過去コラム「「水商売出身」は隠すべき? 昼職転職における履歴書・職務経歴書のベストな書き方」もぜひあわせて参考にしてください♡ コチラをクリック♪