#転職コラム
昼職と違って、ナイトワークで働いているかたは、日々たくさんのストレスにさらされています。
なかには、自分の限界を超えてメンタルを病んでしまい、やむなく退職するケースも……。
今回の昼キャリ編集部では、ナイトワークのかたが苦しむ要因を徹底分析!
限界を迎える前に、夜職卒業のタイミングを見極めましょう!
水商売の世界の営業時間は、夕方から深夜まで。
一般のかたが「オフ」の時間、体を休める時間が水商売業界の掻き入れどきです。
人間も動物の一種ですから、太陽の光が注ぐ昼間の時間に活動するのが、無理のない生活リズムだといわれています。
いわば自然のリズムに逆らう生活を送っているのですから、知らず知らずのうちに、疲れやダメージが体に蓄積するのです。
どんなにモチベーションが高くても、体が不調では、営業努力は決して身を結びません。
くわえて、夜職であれば、お酒を飲む機会が必然的に増えます。
たとえば、売れっ子のキャバ嬢であれば、毎日出勤前の同伴でお酒を飲み、来店してお酒を飲み、アフターでもお酒を飲み……。
飲酒は一時的にハイな状態をもたらしますが、同時に飲みつづけることで、鬱状態をもたらしやすいという研究結果も出ています。
ほかにも、さまざまな病気にかかりやすくなったり、疲れやすくなったり、睡眠の質が下がったり、肌が荒れたり、女性であればホルモンバランスが乱れて生理不順になったり……。
キャバクラ嬢やホスト、クラブホステスは、お酒を飲むのもお仕事のうち。
お酒を飲まずとも、お客さんと楽しく会話し、その場の雰囲気を盛りあげることができればよいのですが、苦手な相手に対してはお酒の力を借り、無理して気分を上げて接客するかたも。
こうした理由から、アルコール依存症に陥るケースが多くなりがちなのです。
くわえて、ナイトワークは基本的に歩合給システムですので、昼職の世界よりも大変なプレッシャーがのしかかります。
最低の基本給は保証されるとはいえ、キャバ嬢の給料には、指名や売上などの各種バックによるところが大きく影響します。
生活するためには、なんとしても売り上げを上げなければなりません。
最近は減りましたが、なかにはノルマが存在する店舗もあります。
ノルマは、売上目標とは異なり店側からのプレッシャーも大きく、達成できなければ罰金などのペナルティを課されます。
そんなときは、悩みや愚痴を誰かに打ち明けるというのが、最も簡単な解決方法ですよね。
普通は一緒に働く同僚に相談するものですが、従業員どうしがライバルという人間関係にあっては、悩みや不安を分かちあうこともできず……。
友達に相談するにしても、ナイトワーク独自の仕組みを理解していないので、よき相談相手とはならないことも。
結果として、一人でプレッシャーや苦しさを抱え込むことになります。
昼職の世界であれば、仕事とプライベートとをしっかり分けて、オフの日にストレス発散することもできますが、仕事柄、休みの日にもお客さんとやりとりする必要が生じることも。
営業活動を怠ってしまうと、ライバルにお客さんをとられてしまうかもしれませんし、自分の収入が減るわけですから、プライベートの時間にお客さんから連絡が来たら、無視するわけにはいきませんよね。
これらのストレス原因は、キャバクラやホスト、ガールズバーやスナックなど、ナイトワークの接客業に共通した特徴です。
「お金が稼げる!」という華やかなイメージの反面、肉体的なストレスと精神的なストレスは多大なもの。
ナイトワークは、いつまでも働ける仕事ではなく、現実問題としていつかは必ず昼職にシフトすることになります。
最初は「若さ」ゆえのエネルギーや努力で、こうしたストレスを払い除けることができるかもしれませんが、年齢を追うごとに、さまざまな重圧がのしかかってきます。
自分の気持ちに余裕がある段階で、昼職転職の道を真剣に模索することが大切!
昼キャリでは、みなさまの不安や悩みをおうかがいし、夜職経験という強みを生かせる、ベストな昼職転職先をご紹介させていただきます!
自分自身の働き方、これからの人生に悩んでいるかたは、ぜひともご連絡くださいませ♪