#転職コラム
昼キャリに届いた質問に答えるこのコーナー。
2回目は「昼職の営業について知りたい」というご質問です。
Q:求人によく「営業」と書かれていますが、どんなことをするんですか?
A:まず知ってほしいのは、「営業」というのは職種のことです。
職種とはIT企業でたとえると、システムを開発する人は技術者、開発したシステムを売るのが営業です。
売り上げを管理する経理や、人材管理の人事など、いろいろ職種の人が集まって会社は成り立っています。
職種とは企業が取り組んでいる仕事の内容ではなく、個人がどんな仕事をするのか表したものです。
専門的な仕事を表す「医療・福祉」「建築・土木」「ITエンジニア」なども職種として分類されています。
Q:「営業」の具体的な仕事内容は?
A:具体的な仕事内容は「業種」を調べてみましょう。
営業と一口に言っても、業種によってその内容はさまざまです。
たとえば「保険の会社で営業をしている」のと「マスコミで営業をしている」のでは売るものがまったく異なります。
さらに保険の営業だと、個人に売るのか(個人営業)、会社に売るのか(法人営業)で、また売るものが異なります。
まず職種が「営業」でも業種によって扱う商品、取引相手、営業スタイルがまったく違うことを覚えておきましょう。
Q:そういえば「飛び込み営業」って言葉を聞いたことがあります。
A:それは外回りの営業(外勤営業)の新規開拓でよく使われる言葉ですね。
では、不動産業を例にして営業の仕事の詳細を説明します。
営業(法人向け)…オフィスや店舗を借りたい会社に物件を紹介、投資用物件の紹介
営業(個人向け)…戸建やマンションを紹介。賃貸紹介、販売も
営業マネジャー・営業管理職…営業戦略を立てたり、営業メンバーを育成する
代理店営業・パートナーセールス…販売代理店に新しいサービスなどのノウハウを伝える
内勤営業・カウンターセールス…来店したお客さまの対応
ルートセールス・渉外・外商…お客さまを定期的に訪問してハイクラスの物件を紹介する
海外営業…海外物件の販売や賃貸仲介
コールセンター・カスタマーサポート…電話などを使って問い合わせの対応や、物件販売をする
Q:不動産の営業といっても、こんなに仕事が分かれているんですね。
A:「営業希望」でも、どの業種が向いているか自分でわからない人は、昼キャリにお問合せください。
じっくりとヒアリングを行い、向いている業種を一緒に探しましょう。