#転職コラム
夜職で働いていると、どうしても年齢的にも焦りが出てしまう20代後半や30代。「この先どうしようかな」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。そういった時は昼職へ転職するのも選択肢の1つです。
水商売はお客さまを至近距離で1対1でおもてなしをする「究極の接客業」です。ただおしゃべりをしているだけではなく、お客さまを気遣い、お客さまを楽しませるためにコミュニケーションをしっかりとる、そして時には営業をかけてお客さまを呼び、自分の売上を立てる。
実際これをこなすにはとてつもない努力や継続、忍耐力が必要で、夜職に在職中の方は知らずのうちにスキルを身に付けています。
普通に大学を出て就職している人たちより、水商売をしている人たちはこのスキルに長けているのです。
ではどのような職種でそのスキルを生かすことができるのかを紹介します。
まず、コミュニケーション能力が必要になってくる「営業職」。営業職は、自社の商品やサービス内容などの価値をより多くの顧客に伝える職業で、初対面の人などに自分の会社の商品のアピールなどをするお仕事です。
初対面の人とのコミュニケーションを生業としていた夜職経験者は、売る商品が変わっても、しっかりとお客さまにアピールをすることができるでしょう。
お客さんとすぐ打ち解ける能力は水商売で常に求められてきましたが、一朝一夕で手に入れられるものではありません。そのためコミュニケーション能力に長けている水商売の人たちはとても歓迎されるんですね。
次にオフィスなどでの「受付嬢」。大きなビルのオフィスの顔となる受付嬢はキャバ嬢の転職で人気職種の一つ。
受付嬢というのは、会社への大切なお客さまのお出迎えや取次、お茶出し業務や施設内への案内など、取引先の人たちと関わる職業。そのため、失礼のない応対や「ハキハキ喋る」「明るく接客する」といったコミュニケーション能力が必要になってきます。
それは水商売では当たり前だった仕事ではないでしょうか。そのスキルが生かせる方は昼職で貴重な存在になり得ます。
オフィスワークのサポート業である事務職もとてもおすすめです。事務職の仕事内容は、パソコン作業が主な仕事。その他にも、細かい雑務などが入ってきます。
事務職に必要になってくるスキルといえば、「忍耐力」と「努力」と「継続力」。パソコンがまだ不慣れな方は「未経験を歓迎している企業」を選びましょう。そこで一から学んでいけば良いのです。
また、事務職は接客をすることがほとんどないため、「もう接客に疲れてしまった」という方にもおすすめな職業でしょう。
役員の頼れるサポーターとして秘書として働く選択肢もあります。
会社役員のスケジュールをしっかり管理したり、取引先とコミュニケーションをとる業務がメインです。目上の人へのマナーやコミュニケーション能力、そして気遣いスキルが必要です。
水商売には会社役員の方が来店することもあったはず。自然とコミュニケーションの取り方、正しい応対方法を身に付けているので、自信を持って転職先候補として問題ありません。
今回ご紹介したのはあくまでも一例です。エンジニア職や不動産管理業など、まだまだ活躍できる職場があなたを待っています。自分に合う職種はどこか、どういう企業が存在するのかは昼キャリのキャリアアドバイザーにご相談ください!